明治・京都博覧会のレプリカ版 『京都案内書』

明治6(1873)年、第2回京都博覧会のために発行された外国人向けの『京都案内書』。
NHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公、新島八重の兄・山本覚馬らが英文原稿を作成し、アルファベットの活字の植字を八重が手伝ったといわれています。
実はこの『京都案内書』の挿絵を描いたのが、当社・石田明会長の曽祖父・石田才次郎(雅号は石田旭山)氏。
このような貴重な書物を後世に残したいとの思いから、当社はレプリカを製作しました。

レプリカ版『京都案内書』(抜粋版)は、こちらからご覧いただけます。

※ 番組情報誌「NHKウイークリーステラ」の特集<八重の桜>紀行でも取り上げられました。

※原版は同志社大学図書館所蔵


レプリカ版を製作した経緯

昭和55(1980)年、当社の秘書課長(当時)へ同志社大学 図書館職員の方から連絡がありました。「同志社大学の図書館に蔵書されている『京都案内書』に、“GRAVER KIOKUZAN. I. KIYOTO. JAPAN.”と書かれているが、石田旭山氏のことではないか」さっそく確認したところ、『京都案内書』の挿絵となっている銅版画が、すべて石田旭山印刷所(大日本スクリーンの前身)で製作されたものであることがわかり、故・石田コ次郎前会長が、当社の沿革や歴史PR用のノベルティとしてレプリカを作ることを決めました。同志社大学から原本を借用し、製版(全ページをカメラ撮影)、印刷を行い、昭和56(1981)年2月に最初のレプリカが完成しました。
「もう一度、レプリカを作りたい」故・石田コ次郎前会長の意思を継ぎ、石田明会長(当時:社長)が改めてレプリカを作ることを決めました。平成2(1990)年4月に2度目のレプリカ『京都案内書』が完成しました。

※レプリカの裏表紙には、1981年2月、同志社大学図書館所蔵のオリジナル本から復刻製作した旨が英文で記載されています。