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1997年3月13日

トータル液管理システム搭載イメージセッティングシステム「EZ-SYSTEM」を開発
液管理自動化、給排水不要、薬液・水の大幅削減を実現

大日本スクリーン製造株式会社(本社:京都市上京区/社長:石田 明)は、当社製イメージセッター「ジェナセット3100」と専用のフィルム現像機を組み合わせ、イーストマン・コダック社(Eastman Kodak Company/本社:ニューヨーク州ロチェスター/会長兼CEO:ジョージ M.C.フィッシャー氏)製専用フィルムと処理薬品を使用することでシステム化を図り、製版フィルム出力工程での給排水を不要にするとともに薬液管理の自動化で薬液・水の使用量を大幅削減する、イメージセッティングシステム「EZ-SYSTEM(イージー・システム)」を開発、1997年6月1日から出荷を開始します。

EZ-System.gif

カラー印刷の企画・デザインから製版データを作成するまでのプリプレス工程(印刷前工程)では、プリプレスシステムやDTP(デスクトップ・パブリッシング)システムが普及しており、製版フィルムの出力装置としてイメージセッターが利用されています。イメージセッターでフィルムを常に安定して高品質に出力するためには、イメージセッター・フィルム・処理薬液・フィルム現像機を最適にマッチングし、露光調整や薬液の管理をきめ細かく行わなくてはなりません。

一方で、
○従来の製版作業場への設置と異なりオフィスへ設置するため設置認可や給排水配管が難しい
○現像処理に関する手間をかけずに高品質な処理結果を得たい
○自動現像機の扱いに経験がないデザイナーがイメージセッターを使用する
○処理薬品や水のコストを削減したい、など
イメージセッティングに対する新しいニーズがクローズアップされています。

大日本スクリーンがこれらのニーズにこたえて開発したのが、イメージセッティングシステム「EZ-SYSTEM」です。「EZ-SYSTEM」は、A1ワイドサイズ出力と高速出力で好評を得ているイメージセッター「ジェナセット3100」を出力装置として採用するとともに、専用のコダック社製「コダック プロフェッショナル レコーディング2000フィルムDS-IR」と「コダックRA2010デベロッパー」などの処理薬品、ケミカルマネジメントシステム採用の専用フィルム現像機を使用し、薬液状態や処理時間などをトータルに管理できる統合システムです。

高品質、高生産性に加えて、

○給排水配管不要で設置場所を選ばない
○液管理の専門知識が不要
○現像・定着補充液・水洗水の使用量の削減、など、
多くのメリットをもたらします。

また、イメージセッターと自動現像機がフィルムの露光データや処理データを共有し適正な処理をするシステムですので、手間を掛けずに最適な露光と正確な補充が可能で、高い仕上がり品質のフィルムを安定的に得ることができます。配管不要の「オフィスタイプ」と、給水を行い大量処理に対応する「エキスパートタイプ」の2機種を設定します。

< 特 長 >

1. わずらわしい薬液管理の自動化を実現

    従来のフィルム現像機では、現像品質を安定させるためにわずらわしい薬液管理が必要でしたが、EZ-SYSTEMではこれらの作業をすべて自動化しています。

2. 薬液・水洗水の削減などでトータルコストをダウン

    パソコンからのコントロールによって最適な液管理を行うとともに、水洗水を定着液の希釈に利用するメカニズムの採用で、現像液や定着液の使用量を約50%、水洗水を約98%削減できます。さらに、現像処理にともなうヤレの削減やメンテナンス回数の減少などでトータルコストを抑えます。

3. 簡単に最適露光と最適補充を実現

    EZ-SYSTEMでは、バーコードリーダーが読み取ったフィルムの情報をジェナセット3100に送り、その感度に合わせてレーザー光量値を調節するため常に最適な光量で露光できます。また、ジェナセット3100から受け取った一版ごとの露光面積の情報によって、フィルム現像機の現像液・定着液の補充量を調節することで、さまざまな露光条件に的確に対応しいつでも安定した品質のフィルム出力ができます。

4. 配管設備不要でオフィス環境にも対応

    EZ-SYSTEM(オフィスタイプ)は、専用水洗液を採用しカートリッジで供給しますので水洗のための給排水設備が不要です。給排水設備の設置が難しいオフィスにも設置でき、クリーンで快適な作業を実現します。(給水のみを行うエキスパートタイプの選択も可能です。ただしこの場合も排水設備は必要ありません。)

5. 薬液の交換時期をGUI(操作画面)がお知らせ

    現像液・定着液・水洗液や廃液の状況や交換時期は、パソコンのディスプレー画面で確認できますから、オペレーターはその指示に従って作業するだけです。また、薬液の交換は、カートリッジ方式の採用でワンタッチで簡単にできます。

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